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tsugecha’s blog

ココログとはむすぽを足して煮詰めた感じのブログです。

STVラジオの掲げる「全試合中継」はどこまで本気なのだろう

2月1日。プロ野球キャンプインを狙って(かどうかわからないが)発表されたSTVラジオのリリースが各方面に波紋を呼んでいる。

2017シーズンは北海道日本ハムファイターズの公式戦を全試合実況中継します!

このリリースに衝撃を受ける理由は、ハムファン、ラジオファンそれぞれにあるわけです。

ハムブログを頻繁に更新していた頃によく書いていた「おとなのじじょう」というやつのために、そもそもヤクルト主催の試合はエリアで1局しか中継できないという縛りがあります。北海道では系列局であるSTVが手を上げてしまえば、HBCには手を出せません。今年はヤクルトとの交流戦神宮球場で行われる(つまりヤクルト主催)ため、その権利をSTVが行使するのは当然と言えば当然なのかもしれませんが。過去何年かを見ていると、だからといってSTVが自前で神宮にスタッフを送り込むわけでもなく、ただニッポン放送の中継を受けるだけという状態。要するに、HBCの悲願である「全試合中継」を妨害するためだけにやってるんだろうと多くのハムファンは思っているわけです。(STVがそんなこと思っていないとしても)

なので、全試合中継やります!と言われても。いまさら感が強いのは確か。衝撃なのはむしろ…

上記のように、STVはやる気になればヤクルト戦の「おとなのじじょう」を行使して「全試合中継」に持っていくことはいつでも出来たわけです。それをしてこなかったのは、ひとえに「ローカル番組大好き(あくまで個人的な印象ですが)」な局の方針に他ならないんだろうなという。その最たるモノが土曜日に朝8時から9時間ぶっ通しで放送されている日高晤郞ショーという存在。その司会である日高晤郞氏が、かたくなにファイターズ中継に枠を譲るのを拒否しているという話もまことしやかに聞こえてきます。

そんな事情を抱えているSTVが、あえて「全試合中継」というプレスリリースを出したということは…

えっ 晤郞ショーどうなんの!!!

というのが道民的にはすごく大きいわけですね。ファイターズの公式戦全試合ということは、当然、土曜日にも試合があります。デーゲームになることも多いです。そうなると、日高晤郞ショーの時間と当然丸かぶりするわけです。そこをどう折り合いつけるのか…というか、つけたのか。そこをクリアする前に、こんなリリースを発表することは出来ないはずなのですが。

…と、ここでポイントになるのは、STVから出されているリリースが「全試合実況中継」であって「生中継」とは言っていないというところ。もしかしてもしかすると、日高晤郞ショーには手をつけず、野球は夜(たとえばナイター中継をする枠)に録音で流すとかそういうことなのではないか。

デーゲームを夜に録音で流すというのは、実は前例がないわけではなく、関東のラジオ局で行われていたことがあるように記憶しています。これなら日高晤郞という聖域に手をつけずに全試合中継をすることが可能ではありますが…ライバル局であるHBCが「おとなのじじょう」以外の全戦を生中継する態勢を作って、多くのファンを取り込んでいる以上、そのやり方だと逆効果のような気がしてなりません。前述の「HBCを妨害したいだけだろ」感を助長する結果にしかならないと思います。

とはいえ、このような発表がされた以上、当該番組には多くのリスナーからリアクションが寄せられることは間違いないと思われます。そこで何らかの言及があるのかないのか。なければないで不自然だし。

今回のリリースでは、そこのところに全く触れられていないので、これだけで「日高晤郎ついに打ち切りか」とか「時間短縮か」と持ち上がるのは、ちょっと早いんじゃないかと個人的には思っております。そんなわけで、この話題は続報が入り次第また書くということで。