つげちゃんのblog~天使の戯れ言~

タイトルつけてみたわん

2017.11.26 ロールプレイ人狼@札幌人狼一座(キャラなりきり)

11月26日。 
大人の宿泊研修を終えたあと、久々に札幌人狼一座に顔を出してきました。

そこで「ロールプレイ人狼」なるものを初体験。
人狼人狼なんだけど、各個々人がそれぞれ自分で自分のキャラクターを設定して
なりきりプレイをするというもの。しのさんに誘われて「せっかくだから!」と
飛び込んではみたものの、はてさていったいどうしたものか。しのさんが自分を
コックだと名乗り、横にいたよっちゃんに「私の妻です」と無茶ぶりしていったのを
見て、よくわからないから乗っかってしまえ!!と考えて、しの夫妻の経営する
レストランの常連客という設定に。職業的なことは、ほとんどリアル自分に寄せた感。

で、そのロールプレイ人狼が結果的には村陣営で負けてしまったものの、かなりの
面白さであったため、ブログもそのキャラを引きずって書いていくことにしたわけである。

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オイラはこの村の診療所で事務員をしているつげちゃんです。
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しのさんが経営するレストランに、職場の昼休みによく食べにいっていました。
実は昔…よっちゃんに雰囲気のよく似た女性とお付き合いをしたことがありました。
恋人同士として、短い間ではあったが、幸せな日々を過ごしました。

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しのさんの料理の腕はもちろんのこと、初めて来店した際、よっちゃんのことを
初めて見た時にそんなことを思い出し・・・そんな懐かしさもあって、すっかりその店の
常連になっていた。とにかく早く人狼どもを処刑して、あの平和な日々を取り戻したい。

私は、予言者の能力を授かっていました。
初日の議論前、しのさんは人狼ではないとのお告げがありました。
そらそうである。あのしのさんが人狼なわけはない。多くの人々が人狼に襲われる中、
それが救いでもありました。村を救い、またあのレストランでのんびりご飯を食べたい。

議論初日、流れ上、役職COするような展開にならなかったため、危うく処刑されそうに
なりながらも、どうにかこうにかその危機を脱しました。ともあれ、議論中になかなか
しゃべることができず、このままではいけないと心の中で考えていました。

ところで、村の中に、私の知らない人間が何人かいた。
自己紹介によれば、どうやら売れっ子アイドルであるらしいはるのさん。
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愛人であるホロウ氏とともに、この村にお忍びでやってきていたようだ。
はるのさんは何やらストーカーらしき怪しい影に怯えていることを涙ながらに
訴える。芸能界のことはよくわからないので、彼女のことはまったく知らなかったが、
女性にこんな怖い思いをさせるなんて最低だ。絶対に許せない。勝手にそう思っていた。

その売れっ子アイドルを追いかけて、スクープをものにするためにやってきた
かわけいとかいう記者も、この議論に加わっていた。もしかして、ストーカー?
いや、追っかけ記者のふりをして、人間を襲う機会をうかがっている人狼なのか?

正直なところ、人狼を見つける手がかりをつかめていなかったこともあり、
初日の投票では、記者のかわけい氏に投票をしていた。結果的に処刑されたのは
別の人間(借金取りのかず氏)であったため、その夜の占いでかわけい氏のことを
占い、真偽を確かめることにした。

占い結果=>👤

 
処刑されたかず氏が「自分は能力者だった」と言い残して死んでいったのが
気がかりではあったが、その発言の真意を冷静に追う余裕はいまの自分には無かった。

2日目。
議論の冒頭、予言者と霊媒師がいるなら出ようという流れになり、予言者として名乗り出る。
名乗り出たのは自分のみであった。お告げのあったとおり、しのさん、かわけい氏の2人が
人狼ではなかったということを伝えた。ここで、調査のためこの村に来ていたという探偵の
じゅんぺー氏が「自分が霊媒師だ」として名乗り出てくれた。となると、かず氏は・・・・・・?

名乗り出た予言者が自分だけであったため、おおむね信じてもらえていたように思う。
よっちゃんが、自分のことを信じてくれたのも個人的にはすごく嬉しかったことだった。

そんな中、謎の青年ふっか氏が私に票を入れてきた。
えっ???? 意味がわからないよ。だってオレ予言者だもん。
あまりのことに驚きを隠せなかったが、自分は人狼ではない、本物の予言者だという
意思表示も兼ねてふっか氏に投票する。今夜は彼を占おう。心の中ではそう決めていた。

だが、しかし・・・。

この日の投票の結果は、タカ氏と、なんとよっちゃんが同票で決戦投票となってしまった。
そんなバカな。あのよっちゃんが人狼のわけがない。いつも、レストランで明るく接客して
くれたあのよっちゃんが。どういうことなんだよ!! 何がどうなっているんだ!!!

決選投票はタカさんに投票。彼が処刑されることとなった。

投票結果が決選投票になっていなければ、議論中の決意通りにふっか氏を占うつもりでいたが
村の意向として、よっちゃんのことをタカ氏と同程度に怪しんでいるのであれば、ここは心を
鬼にして、よっちゃんのことを占った方がいいのか? 前日の占いで人狼ではないとわかった
かわけい氏もしきりに、よっちゃんのことを怪しいと主張していたし、何より、ここで占って
人狼ではないとのお告げがもらえれば、それで私も安心できる。よっちゃんのことを占います・・・。

 

占い結果=>「🐺」

(なんか、ここで火曜サスペンス劇場的なドロドロ音楽をBGMにしてください)

心の声「ええええええええええええええええええええええええええええええ」

なんてことだ・・・あのよっちゃんが人狼・・・嘘だろ・・・。どうして・・・どうしてこんなことに・・・。 
この夜が明けたら、皆の前で「よっちゃんが人狼だった」と言わなければならない。
この時ばかりは、お告げが嘘であってくれればいいのにと思わずにいられなかった。

そんなさなか、外で獣の鳴き声のような物音が聞こえた気がした。気のせいなのか。それとも
また今夜も人狼が徘徊しているのか・・・。ここ2日、村人同士で疑心暗鬼になり、処刑のための
議論を続けてきたせいもあり、疲れもあった。そのせいで気持ちがナーバスになっているのかも。
だが、落ち込んでばかりもいられない。こんな不毛な議論は早く終わらせなければ。
決着が遅くなればなるだけ、人狼による犠牲者が増える一方なのだから・・・。

 
3日目の朝。誰も死んでいませんでした。どうやら、騎士が人狼の襲撃を阻止したようである。
そして、気が重かったのだが、よっちゃんが人狼であったというお告げを村に伝えました。

ふっか氏が、昨日お前はオレに投票までしているのに、なぜオレではなくよっちゃんなんだ?と
言ってきた。それに関しては「昨日は最終的に決選投票になったんだ。決選の対象に上がった
2人が同程度に怪しい人物なのだとするならば、そちらを先に占うべきだと思った」のが理由だ。

投票の結果、よっちゃんが処刑されることになりました。
自分の占いが招いた結果である。オイラがお店に行くたびに、いつもにこやかにやさしく接客
してくれたよっちゃん。いつの間に人狼の餌食になってしまっていたのか・・・。とにかく悔しい・・・。

だが、夫であるしのさんは、自分が感じるよりも何倍も何十倍も悔しかったであろう。
投票の間中、うつむいたまま一言も言葉を発さなかった。最後の最後、気力を振り絞るように
人狼に対する怒りを発露した。こんな思いをさせるなら、予定通りふっか氏占いにしておけば
よかった・・・自責の念にかられる。でも、我々の目的は人狼3匹を見つけ出し、村を救うこと。
その目的の一部は達成できたのだ・・・。毒を飲んで死んでいったよっちゃんの亡骸を見ながら
私は改めて誓う。残りの2匹も議論であぶり出し、必ずこの村を救います・・・約束します・・・。

議論の中で、私がよっちゃん人狼を指摘した際に、自分は騎士だと彼女は言った。
それに呼応して、私と同様、レストランの常連だったよしの氏も自分が騎士だと名乗り出た。
占いでよっちゃんが人狼だとわかっているので、本物はよしの氏である。

その、いずれもが昨晩は私を守ったのだと言っていた。
・・・ということは、今夜、私を守ってくれるものは誰もいない。
騎士は2夜連続で同じ人間を守ることが出来ないという鉄の掟があるからだ。
人狼を1匹見つけている予言者であるオイラが今夜の人狼の餌食になる可能性は極めて高い。

その夜。
私の予言のせいでしのよっちゃん夫婦を引き裂いてしまった…という思いを捨てきれずにいた。
だが、ここでぶれてしまっては、何より人狼に襲われてしまったよっちゃんに、そして最愛の
奥さんを失うことになったしのさんに申し訳が立たない…。終わらせる。この村を救うために。

きょうの占いの結果を村の議論に伝えられるかどうかはわからない。人狼に襲われてしまえば
そこで私の人生は終わりである。だが、いまは村を救うために出来ることをしなければ!!! 

占い結果=>「🐺」

やはりか・・・。議論中の怪しい発言、その動き・・・やはり彼は人狼だったのか・・・。
生きたい。生き残って、この結果を伝えたい。いまは祈ることしか出来なかった。 


「コンコンコン」ノックの音。

人狼が私を襲いに来る可能性が高い以上、扉を開けるつもりはなかったが…。

訪ねてきたのは、はるのさん。泣いていた。初日の議論中のあの時のように。

聞けば、ホロウ氏と人狼の正体について喧嘩になり、飛び出してきてしまったのだと。
さすがに雪の降る中、女性を無碍に追い返すわけにも行かない。個人的には、はるのさんのことは
人狼ではないと思っていた。だから、少し話を聞いてあげて、家に送ってあげればいいと思い、
部屋に招き入れた。人狼が徘徊している夜に、ここを訪ねてくるということは、少なからず
自分のことを信用してもらえているのかもしれないという安心感もあった・・・。

だが私は気づいていなかった。扉を開けた僅かな隙間から人狼が部屋に忍び込んでいたことに…。

暖かい飲み物をふるまいながら、はるのさんの話を聞く。
売れっ子のアイドルというのも、華やかな一面ばかりではないようだ。
そういう世界のことを知らない人間が話を聞いてあげることで・・・すこしで・・・も、かのじ・・・
ょのきg・・・aまぎれ・・・てく・・・れ・・・・・・・・・れb・・・・・・・・・・・・・・・・・・aいいんd・・・・・・・・・・・・。
 
…話しているうちに、なぜだか眠気が…経験したことのない眠気が…。

気づいた時には、目の前に人狼2匹。
私は眠ってしまったスキを襲われ、既に深い傷を負っていた…。

ん?2匹???
1匹はふっかだとして…もう1匹は一体誰・・・

まさか・・・はるのさんが?

そんな私の疑問をかき消すかのように、人狼の最後の一撃がくらわされた。 

…女性の涙に騙されてはいけない。
よっちゃんが人狼だったとわかった時に気づかなければいけなかったのだ…。

===============
と、ここで村の診療所の事務員である私は人狼に襲われて死にました。

この村は最終的に、人狼によって滅ぼされてしまいました。
まさかのはるのさん人狼で、最終的に生き残った(生き残らせられた)記者のかわけい氏と
(人間の)お肉屋さんを始めることになるという、衝撃の結末。なにより、霊媒師として
ほぼ盲信状態だったじゅんぺーさんが狂人だったというのが、最大の衝撃。うまかったなぁ・・・。

とはいえ、ロールプレイを思い出しつつ、書き起こししていくと。
予言者が自分で、GJが起きているから騎士は生きている(=よしのさん)・・・ということは
もし、かず氏の「能力者CO」が本当であるなら、必然的にそれは霊媒師となるわけで、
じゅんぺーさん狂人(人外)の目も追わなきゃいけなかったなぁというのが見えてくる。

あとは、よっちゃん処刑時、自分が投票する頃にはよっちゃん処刑は決まっていたから、
それなら、次に人狼だと思っていた人(今回ならふっかさん)に投票することで、議論の
手がかりを落とすことも出来たかなぁとか。あとになってみると、いろいろ思いつくなぁ。

とにもかくにも、ロールプレイ人狼がめちゃくちゃ面白かった。
村目線で負けた時の悔しさが通常の人狼よりも明らかに強くなってる。
よっちゃん人狼となった時の投票行動にも自然と気持ちがこもっていったしなぁ。

もし、次、やる時があったら、もうちょっと明るい村になるようなキャラ設定したいなぁ。