カーリング女子、五輪史上初のメダル獲得にうるっときた話
大阪から帰ってきてからは、もちろん、ピョンチャン五輪見てますよ。
冬季五輪史上最多のメダル数を記録した大会も間もなく終わろうとしています。
旭川駅のパブリックビューイングを観に行ったフィギュア男子のメダルも
女子パシュートや小平奈緒さんの金メダルも嬉しかったのですが、
個人的には昨夜のカーリング女子の銅メダルがめっちゃ嬉しかった…。
思えば、トリノ五輪でいまは亡き小林宏さんの解説に引っ張られてカーリングを
見るようになって。たまに日本選手権やらアジア大会やら出かけていくようになり、
ついには、一度だけ…このブログでもチラッと取り上げましたが、カーリングの体験会に
参加して実際に氷の上に立ち、五輪レベルの選手たちのすごさを体感し…とありまして。
カーリングに対する思い入れはめちゃくちゃ深い。
>つげちゃん選手、カーリング初体験時のブログはこちら
tsugecha.hatenablog.com
昨日は夜の旭川人狼会館に参加していたので、自分は9エンドくらいからしか見れてないんだけど…。
第9エンド先攻で1点スチールからの最終第10エンド。熱い展開になりました…。
先攻の日本がストーンを投げ終えた時の石の配置がこちら。
スキップ藤澤さんのラストショットはハウスの上(センターライン付近)にある黄色の石に当たり
№1を作れず。けさの各局インタビューを見る限り、藤澤さんはこの段階で「負けた」と思って
いたようです。後攻のイギリスがラストショットを決めれば2点獲得して逆転できる盤面なので
正直、自分もこれは厳しいかもしれんなぁ…と思っておりました。ただ、石崎琴美さんの解説では
イギリスの狙うショットも、なかなか難しいショットではありました。そしてイギリス最後の一投…。
イギリスの狙いは日本の№1、3の石だけはじき出して、№1、№2を獲ろうというものでしたが……。
【NHK】【たっぷり】そだね~ 史上初の銅! カーリング女子<ピョンチャン>
↑動画の2分36秒くらいから、イギリスのラストショットです。
そこそこ早いウェイトでハウスに向かったイギリスの赤い石は、ハウスの赤い円にかかっている
12時方向の日本の黄色い石に当たり、10時方向にある№1のイギリスの赤い石に飛びました。
イギリスのもくろみでは、その反動で日本の石を2つともはじき出し2点をとりたかったのですが、
№1の石に当たった日本の黄色の石は、ハウスの中心にとどまり、最終的な№1となったのです。
この瞬間、日本のカーリング界にとって悲願であった五輪での初めてのメダルを獲得しました。
個人的に言いたいことは、ほとんどフモフモさんに言われてしまったのでリンク貼ります。
フモフモさんの記事にある「石が強すぎるとどうにもならないが、短い分には仲間が助けられる」と
いうのは、まさにその通りで、自分のカーリング体験の時にも言われたことです。そういう視点で
見ていくと、カーリングというのは氷の上に立つ4人…いや、リザーブの本橋さんも含めて5人で
戦うスポーツなのだということを改めて実感したわけです。
…それにしても、試合後のインタビューとか見てると、なんかかわいいやね。
チームのトレーナーさんに向けて「見てるー?起きてるー?」みたいなこと言いながら
きゃっきゃきゃっきゃしてるの見ると、ああ、今時の女の子だなぁって感じます。
試合中の真剣な表情とのギャップがまたいいですねぇ。なんだかほっとします。
ただ、日本のマスコミが、そだねージャパンとか変な愛称つけて騒いでるのだけはなんか違う。
彼女らには、LS北見っていうちゃんとしたチーム名があるんだからねっ!