つげちゃんのblog~天使の戯れ言~

タイトルつけてみたわん

安倍首相の記者会見を見て感じてしまったつらさとか失望とか

tsugecha.hatenablog.com

前回の記事で書いたとおり、緊急事態宣言が延長されることが正式に決まった。
結論から申し上げると、前回の記事を書いた段階でさっぽろ落語まつりの中止は
既に決定していたようで、ツイッターのフォロワーさんから教えていただいた。
www.sapporo-community-plaza.jp

これでまた、札幌に行く理由がなくなってしまったので、あとでホテルも
キャンセルしとかなきゃいけない。どうせ中止になるだろうけどと思って
ダメ元でセンチュリーロイヤルホテルのプランを予約していた。こんな
時でもないと、そんな高級ホテルに宿泊する機会などないのであってね。
(もともと9000円以上するプランなのだが、ポイントで3500円くらい
割り引かれるので、実際に自分が払うのは6000円弱くらい。4月の予定も
なくなっちゃってたから、せっかくだからと思って勢いで予約入れたけど)
ホテルに泊まるためだけに札幌行くのも、それこそ不要不急な外出だし、
前にも書いたけど、現在のご時世下で自分がウイルスを媒介するのだけは
避けなければならないし、これもまたキャンセルせざるを得ない…残念…。

そんな陰鬱な気持ちで迎えたゴールデンウィークは、ただただ、食料などの
買い出し以外は家にいるだけの、なんとも面白みのないただの休日になってる。
それでも、楽しいことを見つける努力はしているので、それは別の記事にする。


そんな中、緊急事態宣言の延長が決まったことに対する安倍首相の会見があった。
www.kantei.go.jp

大事な記者会見なんだろうから、見ておかなきゃなと思っていたんだけど、
正直に言うと寝落ちしちゃってて、自分が見始めたの18:10とかくらいだったか。
PC開いてるときには常にツイッターのTLも開いてるので、そっちをざっと見たら
「持続化給付金は8月と言ってる」というつぶやきが散見されたので、そんなはずは
なかろうと思って確認したところ、どうやら言い間違えたのは本当らしかった。

率直に言うと、そんな大事なこと言い間違えて、すぐに訂正もしないのおかしいだろうと
いうことを最初に思った。というか、そもそも文脈として「明日の支払いにも困っている」
人に対する給付金が最も早くて3ヶ月後だなんて、どう考えたっておかしいじゃないか。
そんなことを平気で言い放ち、すぐに訂正もしない人が、まさかの内閣総理大臣なんである。

首相の発言が終わり、質疑応答に移る。幹事社のフジテレビの記者が質問する。
首相のお答えの中で「持続化給付金を最も早くて5月8日に入金すると申し上げるべき
ところを8月というふうに申し上げましたが(笑)、訂正したいと思います。」と。


いやいやいやいや!

そこ!笑ってる場合じゃないでしょう!!!!


内閣総理大臣だって人間だから、言い間違いしたりかんだりすることもあるでしょう。
でも。それでも、ここだけは言い間違えちゃいけないっていう部分はあるでしょう。
それをすぐに訂正もせず、訂正したと思ったらお詫びもせずに笑いすら浮かべてるって。

冒頭の発言の中で「緊急事態宣言を予定期日に終わらせられなかったこと」に対しては
お詫びしてましたけど、それは首相ひとりが頑張ってどうにかなる話でもないし、
国民の側にも豊平川のバーベキューの事例とか、感染を知りながら都市間バスで移動する
女性の事例とかあるので、別に詫びる必要は無いんじゃないかと個人的には思ってますよ。

ただ、さ。今回のことで経済的に困っている人に対する給付金の支払い日なんてのはさ。
間違えちゃだめなことじゃないか。今回の会見でもすごく大事な、そして数少ない具体的な
期日を明示している部分なのに、そこを間違えてしまうのってどういう神経してるんだろう。

8月かよ…と思って絶望する国民がいるかもしれないことに、どれだけ危機感持ってるんだろう。
少しでも危機感あるなら、言い間違えたその場ですぐ訂正するでしょうよ。それすらしないのは
しかも、訂正時にうっすら笑いすら浮かべているのは、本当にどうかしてる…擁護できない…。

そんな人が「医療従事者に感謝を」だの「学校が休みになって子どもたちに申し訳ない」だの
言ったところで、どうせ原稿読んでるだけで、そんなことみじんも思ってないんでしょうって
思っちゃうから、これはさすがにつらい。今回の会見で首相が詫びるべきところがあるとすれば
「緊急事態宣言が終わらない」ことじゃなく「大事な期日を言い間違えて薄ら笑いしてること」。

その一点じゃないかと自分なんかは思ってしまうのです。

なので、昨日の会見自体、何の意味もないと自分は思います。
ただでさえ、国民に最低でもあと1ヶ月は、現在の苦しい状況を続けろと要求する当の本人が
危機感まったくなく、言い間違いにへらへら笑ってる。そんなことでいいのか…。つらい…。

(外交日程を理由に会見を打ち切ったことについては、先方の都合もあるだろうし
日程的にそこしかなかったのかもしれないので、それはそれで仕方ないです。
ただ、何とか調整して、もっと質疑応答の時間取れなかったかなとは思いますが)